学名:Rosa damascena
和名:バラ
種別:バラ科バラ属 落葉低木
成分:フラボノイド、タンニン、ペクチン、ビタミンCなど
部位:花、果実
ローズには鎮静作用があり、その優美な香りで気持ちを落ち着かせ、心身をリラックスさせてくれます。その香りは女性の感性を刺激し、気分を高揚させ、幸福感をもたらします。
また、このハーブには女性ホルモンのバランスを整える作用があるといわれています。月経前のイライラや更年期障害の症状を緩和し、憂うつな気分を和らげてくれます。
鎮静、収れん、抗菌、抗うつ、殺菌、整腸、抗炎症、強壮
★注意★妊娠中の人は使用に注意が必要です。
学名:Matricaria recutita(German)、Anthemis nobilis(Roman)
和名:カミツレ
種別:キク科マトリカリア属 ジャーマン種は1年草、ローマン種は多年草
成分:フラボノイド、アズレン誘導体、コリン、タンニン、クマリン
部位:花、葉、茎
カモミールには体内の平滑筋という筋肉の組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣、女性の生理痛などを和らげる効能があります。
また、カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常な状態に整えてくれます。過敏性腸症候群や胃潰瘍などストレスからくる症状にもとても効果的です。
鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、利尿、嘔吐予防
★注意★妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
学名:Echinacea angustifolia,purpurea,pallida
和名:ムラサキバレンギク
種別:ク科ムラサキバレンギク属 常緑高木 多年草
成分:多糖類、イヌリン、ベタイン、レジン、アルキルアミドなど
部位:葉、茎、花、根
免疫力が落ちている時には、エキナセアがお薦めです。
エキナセアには免疫力を高める効能があり、ウイルスや細菌の侵入を阻みます。体内から毒素を取り除き、感染症を撃退してくれるのです。
エキナセアのハーブティーを飲むことで風邪やインフルエンザを予防し、膀胱炎などの感染症を鎮めることができると言われています。
北米の先住民はこのハーブを蛇にかまれた傷や熱病、歯痛などに使用していました。
免疫強化、抗炎症、抗菌、殺菌、抗ウイルス、発汗、抗アレルギー
学名:Syzygium aromaticum
和名:チョウジ(丁子)
種別:フトモモ科フトモモ属 常緑高木
成分:フラボノイド、カリオフィレン、オイゲノールなど
部位:つぼみ
クローブには強い鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれます。
クローブに含まれるオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し動脈硬化を防ぎます。
また、消化を促進して胃腸を整えたり、吐き気を抑えたり、身体を温めたりする効能があるといわれています。
消毒、鎮痛、抗菌、鎮静、抗酸化、血行促進
★注意★妊娠中の人や授乳中の人は使用を避けてください。
学名:Matricaria recutita(German)、Anthemis nobilis(Roman)
和名:西洋ニワトコ
種別:レンプクソウ科(旧スイカズラ科)ニワトコ属 落葉低木
成分:フラボノイド、アズレン誘導体、コリン、タンニン、クマリン
部位:花、果実
風邪をひいたかな…」と感じたとき(風邪の初期症状)には、エルダーフラワーがおすすめです。 粘液を浄化して呼吸器の気道をきれいにしてくれることから、風邪やインフルエンザの治療に用いられてきました。アレルギー性の鼻炎や花粉症などのカタル症状(鼻水・鼻づまりなど)緩和にも効果を発揮します。 また、エルダーフラワーは利尿作用と発汗作用に優れており、体内に溜まった毒素の排出を助けます。
利尿、発汗、去痰、抗炎症、抗ウイルス、粘液の浄化、収れん
★注意★種子には毒性があり、使用を避けます。 熟す前の青い果実や葉も食しません。
学名:Zingiber officinale
和名:ショウガ
種別:ショウガ科ショウガ属 多年草
成分:ジンゲロン、ショウガオール、ボルネオール、リナロールなど
部位:根茎
ジンジャーにはジンゲロンやショウガオールといった辛味成分が含まれており、この成分が血液の循環をよくして体を芯から温めてくれます。その保温効果によって、冷えからくる腎盂腎炎や膀胱炎などにも効果があると言われています。冷え性の人や風邪をひきやすい人に適したハーブです。
胃腸のはたらきを助けて消化を促進し、胃もたれや吐き気を抑えてくれると言われています。
消化促進、発汗、血行促進、鎮痙、抗炎症、殺菌
★注意★妊娠中の人は使用に注意が必要です。
学名:Hibiscus sabdariffa
和名:ロゼルソウ
種別:アオイ科フヨウ属 1年草または多年草 常緑低木
成分:クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸、ビタミンC、カリウム
部位:花(ガク)
ハイビスカスにはビタミンCやクエン酸、リンゴ酸といった栄養成分が豊富に含まれており、美容や疲労の回復にとても効果的です。(ビタミンCは肌の調子を整え、クエン酸・リンゴ酸は新陳代謝を促して肉体疲労や眼精疲労の回復を助けます。)
また、ハイビスカスにはカリウムも豊富に含まれており利尿作用があります。そのため、二日酔いやむくみを改善したいときには、ハイビスカスのハーブティーがおすすめです。
強壮、代謝促進、緩下、利尿、消化促進
★注意★妊娠中の人は使用に注意が必要です。
学名:Juniperus communis
和名:セイヨウネズ
種別:ヒノキ科ビャクシン属 常緑高木
成分:ピネン、カリオフィレン、ボルネオール、フラボノイドなど
部位:果実
ジュニパーには利尿、発汗の効能があり、体内に溜まっている老廃物や余計な水分を排出してくれます。むくみや水太りなどの改善に効果を発揮します。また、筋肉の疲労物質も体外に排出するため、筋肉の疲労回復などにも用いられます。
血液の循環を促進し、リウマチや痛風、関節炎などの痛みを和らげてくれる効能があります。
消化促進、発汗、利尿、鎮静、抗菌、抗リウマチ
★注意★妊娠中の人や腎臓を患っている人は使用を避けてください。 また、1ヶ月以上の連続使用も避けるようにしてください。
学名:Mentha piperita
和名:セイヨウハッカ(西洋薄荷)
種別:シソ科ハッカ属 多年草
成分:メントール、フラボノイド、アズレン、タンニン、ロスマリン酸
部位:葉、茎、花
ペパーミントは、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時に消化を助けてくれます。また、腹痛や胸焼け、胃けいれんなどの症状を緩和してくれます。
ペパーミントには鎮静効果があり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせてくれます。無気力や抑うつを改善する精神安定化作用もあり、神経症などにも利用されてきました。
鎮静、鎮痙、抗菌、防腐、発汗、利尿、中枢神経系(脳)の機能亢進、胃腸の機能調整
★注意★母乳の抑制作用がある(母乳の出が悪くなる)ため、出産後は注意が必要です。
学名:Rosmarinus officinalis
和名:マンネンロウ
種別:シソ科マンネンロウ属 常緑低木
成分:ロスマリン酸、フェノール酸、フラボノイド、タンニンなど
部位:花、葉、茎
ローズマリーには記憶力や集中力を高める作用があるとされ、強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けてきました。精神を高揚させ、軽い鬱病を和らげる効果もあるといわれています。
また、ローズマリーは血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。
強壮、血液循環促進、消化促進、抗酸化、抗菌、発汗、収れん
★注意★高血圧の人や妊娠中の人は、使用に注意が必要です。
学名:Calendula officinalis
和名: キンセンカ
種別:キク科カレンデュラ属(キンセンカ属) 一年草
成分:フラボノイド、カロチノイド、サポニン、ステロール、粘液質
部位:
カレンデュラは傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復し、保護してくれます。優れた殺菌力・消炎力で傷や火傷の回復や日焼け後の皮膚の炎症を鎮めることも。また、生理痛や潰瘍による痛みを和らげ、月経不順や更年期障害の緩和にも効果があると言われています。
殺菌、抗炎症、粘膜の保護、収れん、発汗、利尿
★注意★キク科アレルギーの人は使用を避けてください。
学名:Lavandula angustifolia
和名:イングリッシュラベンダー
種別:シソ科ラバンデュラ属 常緑低木
成分:フラボノイド、クマリン、タンニン、リナロールなど
部位:花、葉、茎
ラベンダーには鎮静作用があり、ストレスでこわばった心身をリラックスさせ、不安や緊張、イライラなどを和らげてくれます。緊張からくる偏頭痛や高血圧にも効果があるといわれています。
神経を安定させる作用があるため、ストレスを感じやすい人や気分にむらのある人にもおすすめのハーブです。就寝前にラベンダーティーを飲むと、心身の緊張がほぐれてよく眠れます。
鎮静、鎮痙、抗菌、殺菌、防腐、抗炎症、抗うつ、鎮痛
★注意★妊娠中の人や子供は使用に注意が必要です。
学名:Tilia europaea
和名:西洋菩提樹、西洋シナノキ
種別:シナノキ科シナノキ属 落葉高木
成分:フラボノイド配糖体、粘液質、精油(ファルネソール)
部位:花、葉、苞、木質部
リンデンフラワーにはほのかに甘い香りがあり、高ぶった気持ちを落ち着かせ、神経の緊張を鎮め、精神的なストレスを和らげてくれます。
心臓の鎮静効果もあり、動悸を鎮めてくれます。また、ストレスからくる頭痛や高血圧、動脈硬化の予防にもよいと言われています。
鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、利尿、嘔吐予防
★注意★妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
学名:Rosa canina
和名:ドッグローズ
種別:バラ科バラ属 落葉低木
成分:フラボノイド、リコピン、ペクチン、ビタミン、ナトリウム
部位:果実
ローズヒップは、高い美肌効果を秘めていることで知られています。
含有する豊富な栄養成分(ビタミンCなど)がメラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて美肌やアンチエイジングに効果を発揮するといわれています。
また、ローズヒップには抗菌、抗ウイルス効果もあり、ローズヒップティーを飲むと風邪の予防になります。ビタミンCをはじめ栄養素が豊富なため、古くから風邪薬としても利用されてきました。
鎮静、消化促進、強壮、抗酸化、緩下、利尿
★注意★過剰に摂取するとお腹を下すことがあります。
学名:Salvia officinalis
和名:ヤクヨウサルビア
種別:シソ科サルビア属 多年草 常緑低木
成分:タンニン、エストロゲン、フラボノイド、サポニンなど
部位:葉、花
セージは強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブです。その優れた抗菌作用から、セージティーでうがいをすると風邪や感染症の予防になり、歯肉炎や口内炎などの症状を和らげます。
また、セージには五感を活性化させる効能があり、セージのハーブティーを飲むと血液循環が促され、強壮効果があるともいわれています。過労で疲れ気味の人によいでしょう。
抗菌、抗ウイルス、防腐、収れん、制汗、内分泌調整
★注意★妊娠中の人や高血圧の人、てんかんのある人や発熱時の子供は使用を避けましょう。
学 名:Cananga odorata
部 位:葉、花
ノート:ミドル~ベース
イランイランの濃厚な香りには、昔から催淫効果があると考えられてきました。精力減退やEDの改善に有効といわれています。
また、その香りには高ぶった気持ちを落ち着かせ、血圧を下げる作用もあるとされ、アロマテラピーで使用されます。
花びらは長く、先が丸まっているのが特徴的で、これを蒸留して精油(エッセンシャルオイル)が抽出されます。濃厚な芳香を漂わせるこのハーブは、Perfume Tree(パフュームツリー)とも呼ばれています。
★注意★アレルギー反応を起こすことがあります。
学 名:Citrus sinensis
部 位:果皮
ノート:トップ
柑橘系の代表的な精油で、作用も穏やかなのでお子様に対する使用にも適していることも優れた特長の一つです。
落ち込んで気分がふさがっているとき、マイナス思考から抜け出せないときに、その爽やかな香りで気持ちを明るく前向きにしてくれます。
血行を促進する作用もあるといわれています。
★注意★ア肌に刺激を与える恐れがあり、敏感肌の方は低濃度で試すなど使用に注意が必要です。 光毒性を示すことがあるため、肌につけた場合その部位を12時間は直射日光に当てないようにしましょう。
学 名:Melaleuca alternifolia
部 位:葉、枝
ノート:トップ
抗生物質ができるまでは家庭常備薬のように人々の生活の中にありました。
抗菌、殺菌力が強く、真菌や細菌の増殖を防ぎます。水虫やニキビケアなどにも適しています。免疫系を活性する作用もあります。
★注意★ティートリーは、少量を局部に対してであれば、肌に原液のままつけても大丈夫ですが、事前に必ず少量でパッチテストを行ってください。敏感肌に対しては刺激になる場合がありますので、注意してください。
学 名:Citrus aurantium
部 位:花
ノート:ミドル
ネロリはビターオレンジの花から抽出される精油です。
心理面に対しては、うっとりするような優美な香りで幸福感をもたらし、心地よいリラックス感を与えてくれます。ナポレオンやゲーテも愛用したという世界最初の香水「ケルンの水」のベースにもなっています。
学 名:Boswellia carteri
部 位:樹脂
ノート:ベース
フランキンセンスの香りを深く吸い込むと、心を深く落ち着けることができます。古代エジプト人は、薫香以外にも、女性のフェイシャルパックの原料やミイラの処理の際にフランキンセンスを使用していました。しわ、たるみをなくし、皮膚の再生を活性化する効果も期待できます。
★注意★妊娠初期は避ける。
学 名:Mentha piperitai
部 位:葉
ノート:トップ
元気が出てリラックスができるという香りです。体を温めた後、冷やし、爽快感をもたらす作用があります。皮膚へも炎症を抑える効果があります。日焼け後の肌や皮膚の炎症に効果的です。肌の引き締め作用もあります。また、脳を活性化し覚醒させるので、神経衰弱にも効果的です。
★注意★妊娠中、授乳中は避ける、刺激強、てんかん症や高血圧の人、幼児は避ける
学 名:Eucalyptus radiata
部 位:葉
ノート:トップ
葉に多くの薬効成分が含まれ、先住民が傷や感染症、鼻づまり、リウマチなど、様々な不調に使ってきました。ユーカリには600を超える種類がありますが、中でも作用の穏やかなユーカリラディアータがおすすめです。 ユーカリグロブルスと違ってケトン類を含まないので、より穏やかで安全に使用できます。子供や高齢者にも使用できると言われています。
学 名:Lavandula angustifolia
部 位:花、葉
ノート:ミドル
傷にも癒しにも!すぐれた鎮静作用で心のなかにある不安や怒りを和らげ、気持ちを落ち着かせます。
ストレスで疲れた心を癒すとともに、うつ気味な精神状態の改善にも効果があるといわれます。就寝前に使用すれば、ぐっすり安眠できるでしょう。
皮膚細胞の修復を促す作用があります。日焼けや火傷を負った患部にはラベンダーオイルが効果的です。
★注意★低血圧の人は避ける。少量を局部に対してであれば、肌に原液のままつけても大丈夫ですが、事前に必ず少量でパッチテストを行ってください。敏感肌に対しては刺激になる場合がありますので、注意してください。
学 名:Rosmarinus officinalis
部 位:花、茎、葉
ノート:トップ
ハーブの中でもとても芳香の強い種類になります。精神を高揚させる働きがあります。無気力や憂うつによく効きます。心臓の拍動を強める働きがあります。そのため、低血圧、手足の冷えに効果的です。脳の血流量を増やすので、集中力をアップさせます。
★注意★妊娠中・授乳中・発熱時は避ける。高血圧・てんかん症の人、幼児は避ける。